Book-アウトプット自分整理術シリーズ5:何ひとつ究めなかった、私の経歴書

異動ばかりの人生が、四枚の紙で「価値」に変わる物語
何ひとつ究めなかった私の経歴書
〜 書けばととのう・アウトプット自分整理術シリーズ 第5弾 〜
※kindle unlimitedの読み放題の対象作品です。

こんなことありませんか?

「先輩の専門って何ですか」と聞かれて、言葉に詰まったことがある

異動のたびに一から覚え直して、何も積み上がっていない気がする

同期が肩書きを上げていくのを、横目で見てしまう

経歴書の行は埋まるのに、胸を張れる一行が見つからない

五年後、肩書きが外れたら、自分には何が残るのだろう

「何かを究めた人」が、うらやましい

 

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「究めていない」と数えてきた三十年を、渡してきた時間として並べ直す

本書は、キャリアの積み方を教えるノウハウ本ではありません。
単なる自己啓発本、自己分析ツールでもありません。
主人公の物語に寄り添いながら、あなた自身もペンを取り、これまで通ってきた場所への問いをきっかけに、紙に書き出して、「何ひとつ究めていない」と思っていた年月の中に、渡してきたものが確かに残っていたことに気づいていく、そんな「体験型」の物語です。

物語の中で喫茶店のマスターから四枚の紙を渡され、あなたのこれまでを「モノ/出逢い/スキル/経験」の順に書き出していきます。マスターの説明を聞きながら、フォーマットに難しく考えずに、問いから浮かんできたことを素直にありのままに、メモするくらいの感覚で書き出していくだけ。

この本の主人公は、市役所で三十年、辞令十枚、部署六つを渡り歩いてきた課長です。頼まれれば断らず、次に誰が来ても困らないように引き継ぎを整えてきました。それでも、同期が肩書きを積み上げていくのを見ながら、「自分には何も残っていない」とずっと思ってきました。四枚を書き終えたとき、彼がたどり着いたのは、新しい肩書きでも資格でもなく、「究めなかったのではない。渡すために、集めてきたのだ」という一行でした。

 

物語を体験するだけで
人生での出来事が本当の自分と繋がっていきますあ

※再生時間約6分25秒。音声もお聞きください。
※Google NotebookLMで作成した内容のため、若干の誤字があります。ご了承ください。


☆より詳細な書籍に関する音声解説 ※再生時間:約17分。

次の3点について、解説しています。
1,読者が体験すること
2,体験から得ること
3,なぜ、体験と得ることができるのか?

※Google NotebookLMで作成した内容のため、若干の誤字があります。ご了承ください。

プロローグ 箱の奥で、時計は二時十七分のまま (一部抜粋)

押し入れの奥で、指先が段ボールの角に当たった。引っぱり出すと、ガムテープは飴色に変わっていて、爪を立てると乾いた音を立てて剥がれた。

いちばん上に、桐の箱。ふたを開けると、腕時計が一本、入ったままになっている。勤続二十年の記念に市からもらったものだ。文字盤に目を落として、私は少しのあいだ動けなかった。

二時十七分。

電池が切れて、針はそこで止まっている。いつ止まったのかも知らない。もらった日に桐の箱を見て、これは普段づかいするものではないなと思い、そのままふたを閉じた。それきりだった。

左手首の時計は、動いている。四十の誕生日に香桜里がくれたもので、十五年、毎朝つけている。革のベルトは二度替えた。文字盤の縁には細かい傷が入っている。

同じように人からもらった時計が、片方は毎日腕の上で時を刻み、片方は箱の中で二時十七分のまま止まっている。その違いがどこから来たのか、そのときの私は、考えてもみなかった。

箱の中には、ほかにもある。産地の名前が入った湯呑みが二つ。色紙。ずいぶん前に流行った柄のネクタイ。名前を彫った木のペン立て。底のほうに、まだいくつか沈んでいる。

全部、もらったものだ。部署が変わるたびに送別会があって、そのたびに何かを渡された。色紙には「山本課長、四年間ありがとうございました」「山本さんのおかげで乗り切れました」。びっしり並んだ字を追っているうちに胸が熱くなり、熱が引いたあとに、別のものが残った。

この色紙をくれた人たちの顔を、私はもう、半分も思い出せない。

 

人生を並べ直す、四枚の紙

「何ひとつ究めていない」と数えてきた主人公が、
渡してきたものに気づくまでの、四枚の物語。

第1章
箱の中で、止まっていたもの

【モノ】
もらいものの中から、私は選んでいた
第2章
切れたと思っていたのは、私だけだった

【出逢い】
切らずにいてくれた人に、今度は私から
第3章
異動が多かったから、これだけが残った

【スキル】
間に立つことは、肩書きが外れても残る
第4章
忘れられない日は、経歴に載らない

【経験】
同じ斜面が、別の山に見える

 

目次

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購入者様限定:読者特典present

読者特典:四枚の「人生ピース」ワークシート ダウンロード
物語に登場する四枚のワークシート〔モノ/出逢い/スキル/経験〕を、そのまま書き込める形でご用意しました。各章の扉にあるQRコード・リンクから無料でダウンロードいただけます。山本和彦と一緒に、あなた自身の人生のピースも、一枚ずつ並べ直してみてください。

 

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〜 書けばととのう・アウトプット自分整理術シリーズ 〜

本書は、私が主催してた『オンライン講座:アウトプット自分整理術』の内容を物語にした書籍です。
講座のテーマでシリーズ化して随時出版予定です。

✨アウトプット自分整理術とは✨
フォーマットと深掘り質問に自分の思い、考え、経験、個性、想い、リソースをアウトプットする。
アウトプットしたことを整理して、再統合して、自分の深層とのつながっていく。
その深層との繋がりが、自分らしく経験、個性、想い、リソースを生きていく術となっていく。

 


初版発行日:2026年8月31日
著者名:内海大助
出版社 ‏ : ‎ Independently published 〔電子書籍・ペーパーバック〕(Kindle Direct Publishing)

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